みなさん、こんにちは!
フォレスト株式会社 山本佳苗です。
最近インフルエンザが大流行していますよね。
発症すると高熱や関節の痛みなどを伴い、重症化する場合もあります。
一人ひとりが「かからない」、「うつさない」対策を行うことが大事です。
今回は家庭でのインフルエンザ対策について、注意すべきポイントをお伝えします!

まずは基本的な手洗い・うがい
私たちは毎日、いろんなものに触れて生活をしていますよね。
触れることによって、ウイルスが自分の手にも付着する可能性があります。
そのまま食事をするとウイルスが体内に入ってきてしまうこともあります。
ウイルスの体内侵入を防ぐために、こまめに手洗い・うがいを行いましょう。
ウイルスは石鹸に弱いため、以下の時は特に石鹸を使ってよく手を洗いましょうね。
・帰宅時
・調理前後
・食事前
・くしゃみや咳をした後
特に、くしゃみや咳を手で押さえた後はすぐに手洗いをし、
周囲のものに触れないように気をつけましょう。
インフルエンザウイルス 乾燥状態であるほど活発に

インフルエンザウイルスは、温度が低く、乾燥状態であるほど活発に活動します。
また、暖房をつけて過ごすことが多いため室内に居ても乾燥が進みます。
そのため、毎年冬になると大流行するわけですね。
空気中の水分が少ないと(=乾燥状態)、くしゃみや咳によって勢いよく出た飛沫は遠くまで飛びます。
それらに乗ってインフルエンザウイルスも拡散してしまうのです。
インフルエンザウイルスは、
湿度35%以下であると、1日経過しても生存し、
湿度50%であると、約10時間後にほぼ全滅すると言われています。
インフルエンザウイルスを死滅させるためには、温度と湿度が重要なのです。
望ましい室温・湿度は?

「室温21℃、湿度65%の状態を16時間保てば、99%のウィルスの増殖力や感染力を奪う」
と言われています。
温湿度計などを活用し、温度・湿度管理をしてみて下さいね。
しかし、湿度を一定に保っているからといって必ずしもウイルスを死滅させることができるとは限りません。
そして、みなさん湿度を上げるために加湿器を使うことが多いですよね。
その加湿器の使い方にも、注意が必要なのです!
部屋を加湿する際の注意点って?
注意すべきポイントは以下の2点です。
➀「絶対湿度」をみること
②加湿しすぎないこと
まず、温湿度計の活用はぜひみなさんにして頂きたいのですが、
一般的に、よく耳にする湿度とは「相対湿度」の数値です。
しかし、インフルエンザウイルスに有効とされる湿度指標は
「絶対湿度」と呼ばれる指標なのです。
絶対湿度とは、
空気1立方メートルあたりに含まれる水蒸気の重さ(グラム) のことです。
「例えば湿度が50%とあっても、気温18度のときの絶対湿度は約8グラム、30度なら約15グラムになる」と、ある医師は言っています。
さらに、同医師は
「絶対湿度11グラム以下ではインフルエンザが流行し始めるため、湿度と温度はセットで見てほしい」と指摘しています。
次に加湿器の使い方の注意についてですが、
湿度70%以上になると、アレルギー性の肺の病気(過敏性肺臓炎)を
起こす可能性があると言われています。
また加湿器の中にもカビや細菌が育ちやすくなるため
加湿のしすぎには注意し、1日1回はタンクの水を交換するようにましょう。
みなさん、室内の温度と湿度に注意して、
インフルエンザにかからない冬を過ごしましょうね!♪
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文責:フォレスト株式会社
山本佳苗